男の悲鳴!?
人はそれぞれ声の音色(トーン)というものを持ってます。
平常時に加えて、泣いてるとき・笑ってるとき・怒ってるとき..などそれぞれトーンは異なります。
そして歌うときにももちろんトーンがあります。
しかし、普通に歌のトーンを使っていては稲葉さんのような声は出せません。
稲葉さんにとってはあの音域が歌のトーンですが、「はじめに」でも説明したように自分はごく普通の一般男性の音域だからです。

では、どの音域を使うかというと
“悲鳴”
を上げるときの音域を使ってみます。
男性の悲鳴というのはなかなか聞かないかもしれませんが、驚いたときはたいてい図太い声で『う"ぉっ!!』となるのが一般的でしょう。
しかし、この部分を使うのではなく
男性が女性のような悲鳴
を上げた場合の音域を使います。
女性の悲鳴といえば、甲高い声で『キャー!!』となるのが一般的ですよね。
この『キャー!!』と発声するときの感覚をうまく歌唱時に引用できれば、稲葉式歌唱法に一歩近づけるのではないでしょうか。
そしてこの『キャー!!』を『ャー!!』にすることでシャウトにもなり変わります。

自分の歌のトーンではない “悲鳴”
というトーンで歌うわけですから維持して歌い続けるのは至難の業ですが、この感覚を習得して意識せずに歌えるようになればかなり雰囲気を出せるのではないかと思います。
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